映画紹介「親のお金は誰のもの 法定相続人」

成年後見制度について、国をはじめ自治体で啓発が行われてきました。

一定の浸透はみられるものの、理解促進は道半ばな状況です。

そのような中、1本の映画が公開されています。

今回、映画というエンターテインメントのテーマとして使用されたことは、

制度自体が一定の認知度を有していると判断されたためと思われるので

これまでの啓発活動の成果ととらえることもできます。

 

映画評論ではないので、映画の内容については触れませんが、

色んな要素が織り込まれており、見ていて楽しい作品です。

エンディングは違う展開があってもいいかなぁとは思いました。

続編を意識しているのかもしれませんが…。

 

なお、この映画では後見制度や後見人についての正しい理解は得られません。

本編で特段解説もありませんし、重要な事がサラッと表現されていたりと

ツッコミたい点はたくさんあります。

映画での得られる知識が独り歩きしないことを願います。 

「親のお金は誰のもの 法定相続人」

https://oyanookane-movie.com/

 

監督:田中光敏

脚本:小松江里子

 

キャスト:比嘉愛未、三浦翔平、三浦友和、石野真子、浅利陽介ら